すぐやる課だわ
一時期、そうまさしく平成がはじまった頃かもしれませんが
市役所とか町役場で流行りましたよね?「すぐやる課」。
ちょっと前だと「ワンストップサービス」とか言ってましたよね。
役所っぽいところにいた身としては、まだまだだとも思いますけれど
なんとなくおぼえている昭和のスピード感からくらべたら
いろんなことが、いい意味で「すぐやる課」に変わったように感じます。
今日は、お、晴れたぞ!と思って、青空と桜の写真を撮っていたら
あらま、とびっくりなことになっていて(書きませんけど)
こういうことは役所に聞けばいい、と知っていたので
連絡先を調べて、お電話しました。
ら、30分後に「すぐやる課」。解決。いえーい。ありがとうございます。
これね、なんでもスピーディに、早く早く、という話ではなくて
もじもじ悩んでいる時間は、本当に必要ですか?ということです。
今回のことならば、
わたしが「どうしようどうしよう」とおたおたするとか、「家の者に相談してからの方がいいかな」とか、「自分でなんとかできるかも」と思案するとか、チャレンジしてびびる、とか、そんなことをしていたら、役所の受付時間が終わり、明日に持ち越し、解決もそれ以降になるわけです。
役所の方にしても、「即日対応が原則だ」としていなかったら案件がどんどんたまりますし、「まず疑え」という方針なら写真を撮って申請に来い、とかになるのでしょうし、「都度都度検討だ」と思っていたら業者さんに委託もできず、常に稼働していただくこともできません。
そういうの、本当に必要ですか?必要ないですよね?ということです。
これは、あなたの(わたしの)人生においても、同じです。
考えている、これは大事なことだ、と思っていることも
後から思えば、ただ「勇気がなくて」「もじもじ」していただけ、ということがあると思います。
コーチをつけたら、その「もじもじ」が短くなりますよ。
そして、もっと大事なことを考えましょう。
ほぼ日の課題で「惑う」ことについて、少し書きました。
長く惑わなくても、いいじゃない?
大事な「惑い」か、不必要な「迷い」か、それをはっきりさせて
できるだけ短く惑って、望むことをやりましょう。
すぐやる課(今回ご相談したのはこんな部署ではないけれど)。
どこかのタイミングで、すぐやる勇気を持ったんでしょうね。尊敬します。
写真
くだんの写真。今年はじめての桜と青空かも。