コーヒーと食パンから選択について
いいこと、うれしいこと、できることに注目してみましょう
なぜなら、そうしないと
悪いこと、嫌なこと、苦手なことばかり気になるから。
そうなると、やる気や元気もなくなっていきます。脳みそって、そういうふうにできているので。
なにもしないと、変化も起こりませんから現状は変わりません。よ。
ということはコーチングの初めにお話をしますし、折にふれて気にしていただくことなのですが
ここから派生して、食の好みについても同じことが言えるなあと思ったので書いてみます。
(アレルギーは別ね)
コーヒーは好きだけど、酸味が苦手
という人はけっこういらっしゃるかと思います。
もちろん、注文前に「このコーヒーは酸味が強いですか?」と聞くことはいいと思うのですけれど
初めての豆やブレンドを試すときに
「このコーヒーは酸っぱくないかなー(または、酸っぱいかなー/酸っぱいと嫌だなー)」と思いながら口にすると
わたしたちの脳は、おいしいと感じる前に
酸っぱいか否か
だけを感じてしまいます。
同じように、甘い食パンは好きじゃない、という人が、
甘いかなー(または、甘くないかなー/甘いと嫌だなー)と思いながら食べると
甘いか、そうじゃないか
という情報だけが、まず脳みそからやってきます。
なんだか、もったいないと思いませんか?
酸っぱくても、好みのコーヒーかもしれない
その甘さが、食パン全体の調和をとっているのかもしれない
酸っぱくないか、甘くないか、ではなく
(わたしにとって)おいしいか、好きか、という判断ができたら
少なくとも、その時のコーヒーや食パンが、これからの人生で新たな選択になります。
それ以上に
酸味という新しい指標で好きなコーヒーを探すことができるようになりますし
別のパン屋さんの食パンを気軽に試すことができるようになるかもしれません。
そういう人生の方が、豊かではないかなと思います。
今回の例はコーヒーと食パンですが
勉強とか、仕事とか、恋愛とか、結婚とか、人生とか、
どんな選択にも通じる話ですので、ご自分でちょっと意識してみてもいいかもしれませんね。
河原町にあるangeという雑貨屋さんと、徳島のアアルトコーヒーの豆がお気に入りなのです。
シーズンブレンドなので、気に入った冬から変わるのが残念だったんですけど
春もうまいですねー。これは春。深煎りの豆と浅めの豆がブレンドされています。