好きを好きじゃない、嫌いをそうでもない
NLPを勉強した人は、けっこう最初の頃にトレーニングを受ける技です。
とっても好きなものを、そこそこ好き、くらいにする、
たとえば
好きで好きで食べすぎちゃうもの、とか、好きすぎて辛いあの人、とか
そういうものを「好きだけど、度を超えない程度のいい感じ」におさめる技です。
食べ物なら「食べすぎちゃう」「欲しくてたまらない」が
普通に美味しく食べる、程度にできます。食べ物でよくお聞きするのが、
白いごはん、ビール、ドーナッツ、ラーメン(飲んだ後の)、アイスクリーム、チョコレート、スナック菓子、とかでしょうか。(脂肪と糖!ですねー)
「そうそうそう!」と思った方もおられるのでは?(おためしコーチングでできますよ!)
依存症などの診断がつくようですとコーチの範疇外ですが、
笑って話せるくらいなら十分に対応できるかと思います。
これを応用して、嫌いで嫌いで仕方がないものを気にならないくらいにする、ということも
ちゃんと考えると、できたりします。
(食べたことのないもの、とか、体験したことのない危険なこと、などは、やりません)
わたしは、ものっすごく嫌いな奴がいまして、
嫌なことを思い出しちゃう
その度に、嫌だなあ、というか、
不快感、ドキドキする、足元がすくむ、血の気が引く、みたいなことを感じていました。
そいつが住んでいる地名がニュースで流れたり、電車の行き先表示で見かけたりするのも嫌だったのです。
これは不便です。とっても不便。
なので、コーチのトレーニング中に、仲間のコーチに頼んで変えました。
そいつの顔を思い浮かべると、馬鹿だなーと思うように
その地名、いいね!って思えるように
そんなことを NLPの技を使ってやりました。
(そいつを「馬鹿だなー」と思うことによって生じる不利益はない、と確認してからね)
今も、そいつのことは大嫌いですけれど、とても軽蔑していますけれど、
特に思い出しもしませんし、数度あいさつ程度をする機会がありましたが、その時にも「馬鹿だなー」と思うくらいで
嫌な感じとか不快感は、おもしろいくらい消えていました。
濡れ衣のその地名も、まあ特段好きな街ではありませんけれど
ニュースで見かけても「ふーん」と思うくらいになっています(結構事件が起こりがち)。
そして、このように例として挙げられる機会になってよかったな(軽蔑しているけど)って思っています(ちょっと言い過ぎました?)。
ということができるので、
あのむしのことも、やってみてもいいかもな、と夏が来るたびに思っています。
どうしよう。今年こそやってみるか。
だって、そのむしに対して「きゃー!」とドキドキしてやる必要は、ないんですもの。
年に1回くらい遭遇して、大騒ぎするのは不便ですもの。
淡々と処理できればいいわけで、ね。
写真、迷いましたわー。あまり本文と関係ないものを。