どう伝えたら、どう受け止められるかを考える
ちょっと縁があるんですけど、でも(私の気分的に)乗り切れなくて
でも一応傍観(応援ではなく傍観)しているとある小売店がありまして。
そちらのSNSが妙に攻撃的なのが気になっています。
事実は同じでも、見方によって感じ方は違う
この現象をコーチングではよく使っていて、私が散々ここで書いている
「いいところに注目しましょう」
は、この現象をうまく使いましょうということなんです。
そのお店のSNS、例えるならこんな感じなんです。(ほわんほわんほわんほわんほわわわーん)
とあるギフトショップ、としましょう。
プレゼント包装は行っていますが、意外と「熨斗をかけてください」という要望が多く
でも店主は字を書くのが苦手なので困っていました。
そこで、熨斗っぽいデザインの掛け紙を用意しました。
そのことを投稿したSNSの文章が
「いきなり書けと言われても、うちには書道家はいねーんだよ。印刷の熨斗紙巻いてやるわ。巻・く・だ・け・な!」
私が傍観しているお店の投稿は、このような感じなのです。
「印刷の熨斗紙を用意した」という同じ状況で、こんな投稿もできると思います。
「よく熨斗のご要望をいただくのですが、店主は字が下手なんです。なので、こんなかわいい熨斗紙を用意してみました!ご入用の方はお気軽にお申し付けくださいね」
どちらのお店に行きたいと思います???
行かなくても、どちらが好感度が高いでしょうか。どちらが好きですか?
もちろん、ツンデレのような感じがお好きな方もおられます。
でも、実際にお店に行って熨斗をお願いすると想像してみたら、おそらくほとんどの人は後者のお店の方がいいと思います。
特殊なお店などではなくギフトショップなので、たくさんの人に買いに来てもらいたい(←目的や目標)
SNSをその手段にしているならば、ちょっと戦略が違うのではないかなあと思います。
ツンデレ店にしたいとか、扱っているものと発信のギャップを楽しませるならば、もっと戦略が必要。
トガるところは、ここではないでしょう。
こんなに極端な例でなくても
たとえば、取引先と交渉するとき、後輩に注意をするとき、上司に動いてほしいとき、
子どもに教えるとき、パートナーにお願いをするとき、好かれたいとき、仲良くしたいとき、
愛想を尽かしてほしいとき、離れてほしいとき、などなど
相手(不特定でも、決まったターゲットでも、個人でも)がどう受け取るかを少し考えるだけで
あなたの「思い通り」に近づくことは可能です。
あなたの「本心」と「こう思われたい(こうなればいいな)」というバランスを戦略的に、うまくとってください。
嘘をつく必要は、ありません。
付け加えておくと、例のギフトショップが
「当店は熨斗のご用意はありません」で貫くことも、これまた選択のひとつだと思います。
これが信念のとか価値観というものです。
こんなお話、コーチングでもやっています。または具体的なコンサルティングの御用命もお受けしています。
いずれもまずは、いっぱいお話をお聞きしますのでお問い合わせくださいね。
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