目標のないあの人のコーチング的解説
コーチングって解説したり評価したりということを
意味がないからあまりやらないのです。
でも、どういうこと?って聞いてみたくないですか?
「目標のないあの人のコーチング的解説」。
自分だからできるってもんです。
将来こうなりたい!とか、そもそも、就職したい!が特になかったこの人の学生時代は
その時その時に興味がある、やりたいことを夢中でやりました。
おしゃれ、クラブ、卒業論文、音楽、映画、舞台、などなど
で、ふと気づくと、まわりがみんな立派にみえるぞ、と。
みんなちゃんと考えていたのねー!と感心していました。
学生運動時代の長い髪を切った人より、なっとらんですね。
↓
たぶん普通は「就職しなければ!」くらいは思うと思うんですけれど
それすらなかったこの人、ある意味すごいですね。珍獣レベルかもしれません。
「しなければ!」よりも「したい!」の方が、脳みそ的に進みやすいですよ、と常々書いていますが
何にも思っていないよりは、「しなければ!」の方が、まだエネルギーになります。
でもこの人、誰に言われたわけでもないやりたいことを勝手に一生懸命やった、というのはとても良かったです。
これは、いつか、生きる目的や、目標のタネになります。
社会人になってからもあまり変わらず
でもまあ、その時その時にとても充実していたし、完全燃焼していたし
まわりにも喜んでもらえたし
それによって、お仕事もさせていただけて、お仕事もつながって、
いいんじゃない?と思っていました。
↓
これも、やりたいことを勝手に一生懸命やった、それが良かった、という部分です。
それを認めて、やらせてくれた環境があって良かったですね。
また、その環境を作っていった(キャラを浸透させる、とかも)のも良かった。
自分が思っている自分の実力と評価のバランスがよろしくないな、と思うようになったのです。
ある意味、不況のおかげです。お給料があがらない制度のおかげです。
いちど「わたしにお金か自由か、どちらかを与えてくださいませんか」と直訴したことも。(当時は副業なんてありえなかった)
いずれ、そうね40歳くらいには独立するめどが立つようにしましょうか、と
なんとなく思いました。
↓
環境とやりたいこと、得たいもののバランスが取れなくなったようです。
そういう時に、「環境のせいだ」と思うだけでは状況は変わりません。
じゃあわたしはどうしよう、と考えてみる
行動してみる
ダメだったら、ではどうしようと考えてみる
これは、いいことでした。
そして、なんとなくのスイッチが入ったようです。
そうすると、なんとなくそんな流れができてしまい
まず、独立することになりました。39歳になる直前でした。
↓
スイッチがうまく入ると、無意識でその方向に進みます。
コーチングでは、確実にスイッチを入れますが
この人は、なんとなく上手く入って、無意識が進んだのでしょう。
で、またこれもベッドで「あ!コーチだわ」とひらめいたので
その場でコーチ養成のスクールを探し(インターネットありがとう)
すぐに行ける説明会(秋始まりのスクールが多い)をいくつか予約し
いちばん実践的な師匠の講義を受けることにしたのです。
↓
今までの「やりたいことを夢中でやった」経験が
なんとなく整理されて、うまくコーチという形になってひらめいたんでしょうね。
ひらめいたその時に、検索したのが良かった。その場で申し込めて良かった。
とりあえずやってみる、かなり大切です。
で、師匠探しも
目的がはっきりしていたから、ほぼ迷うことがなかったです。
以上、解説でした。
ふつうのコーチングでは、こんなぼんやりした人のコーチングはたぶんできません。
わたしの師匠は、こういうぼんやり型に対応できる考え方を教えてくれました。
とても感謝していますし、活かしていかなきゃなと思っています。(そう、いかなきゃ)