モノクロの効果
8月ということで、そして75年ということで
戦争を振り返るテレビ番組や、インターネット記事などがたくさん発信されています。
当時の写真や動画は、モノクロです。
それによってより、古い出来事なんだな、と感じませんか?
今写真を撮って、モノクロに加工したとしても
不思議とレトロな感じになります。
たとえ今月できたばかりのビルを撮ったとしても、昔のように見えませんか?
または、とても馴染みのある自分の持ち物を撮ってモノクロに変換したら
ちょっとよそよそしい感じがしませんか?
この脳の特徴をコーチングに生かすことがあります。
変えたい自分、今もよみがえってしまうトラウマなどに対処するとき
モノクロの効果を使うのです。
その考えは過去のもの、その出来事はもう関係ない、
そんな風に脳に錯覚してもらうのです。
たとえば、大嫌いな奴の顔がふと浮かんでツラいなあ、という方は
それをモノクロにしてみてください。
ちょっと気分が楽になるかもしれません。
というところまで書いて
モノクロ写真、モノクロ動画しかなかった時代の人はどうなんだろう?
同じく、わたしよりお若い方は、だいたい生まれた頃からカラーテレビ、カラー写真があったので
効果はあるかしら?と思いましたが
一緒ですね。
現実はカラーで見ていますので
自分には関係ない、という感覚になるために
モノクロにするのはアリだと思います。
これが
こう!どう?