「教える（教わる）」「指示する（指示を受ける）」が必要な時期
コーチングは教えない、指示しない、ということは
ここでも何度も書いていますから
私とコーチングしている方は十分ご存知だと思いますし、
ここを読んでくださっている方、研修などでお話しを聞いてくださった方なども
そうですよね、なんて思ってくださると思います。
でも、「教える（教わる）」「指示する（指示を受ける）」が必要な時期というのもあります。
たとえば、生きていくために社会の基本的な仕組み（いわゆる常識？）を学ぶ時期、
小学生くらいまでの学習は、「教わる」「指示を受ける」で身につける方が効率的である、という考えは間違いではありません。
これは年齢で区切るものではなく
大人になってからも、たとえば何かの技術を身につけるとき、私なら染織（草木で糸を染めて、それを織って布にする）などは
動機の部分では「やりたい！」というその人の感情が大切ですが
技術については、まずは教えていただいた通りにやってみることが大切。
特に織り機は構造が決まっていますから、それを操る手法に各人の独自性はとりあえず必要ありません。
お料理はまずレシピ通りにやってみて、そこからアレンジする方が身につきやすい、ともよく言われます。
「なぜ？」「どうして？」という疑問や自分の意見（想像上の）はひとまず置いておいて、とりあえずレシピ通りにやってみる、ということが大切だったりもします。
なぜなら、「なぜ？」「どうして？」という疑問は、行動を止めてしまうこともよくあるからです。
誰かが用意してくださった食事をとって、自分の身体を育てていく時期、
レストランなどで自分がチョイスした料理を食べて、可能性に気づく時期、
そして、素材を買ってきて、自分が選んだ調理法で、自分の技術を使って調理する時期、
それぞれに目的が違って、それぞれが大切です。
また、そのどこかが欠けてもサイクルはうまく回らないと思いませんか？
学ぶこと、行動すること、思考して想像すること
どれも大切。
コーチングは、どの段階にも寄り添うことができる手法です。
どうぞ、どうなりたいかをお知らせください。いい方法を考えていきましょう。
型破りと型なし
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・bizSPA!フレッシュ「なりたい自分になるには…頑張らなくても行動ができる3つの方法」（2021.10.19）
Yahoo!ニュース 楽天infoseek ニュース に転載されました（記事にリンクしています）
その他メディアは確認中です。
・bizSPA!フレッシュ「メンタルが弱いと嘆く前に…「言葉遣い」から人生を変える方法」（2021.10.16）
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