目標の作り方は目標じゃなくてよくて、方向性を決めること
日本人は、目標を立ててそれを達成するように行動する、というのがどちらかというと苦手です。
たとえば「今年の売り上げ目標は◯円!」とか「いついつまでにフォロワー数◯人!」とか
期限と数値目標を挙げられると、途端になんだかやだなあと思う人が多い、と言われています。
(もちろん、それがあるから燃えるという人もいます)
「今年の売り上げ目標は◯円!」とか「いついつまでにフォロワー数◯人!」は何のため?と考えると
ちょっと冷静になれますよね。
手段や目標よりも、目的を大切にするほうが動きやすいのが日本人の特徴で
でもだから、何から手をつけていいか、具体的な行動ができないというのも特徴です。
では、そんな人は成長できないか、というとそうではありません。
私がよく例に出すのはタモリさん。
きっとタモリさんは
「デビューから10年以内にお昼の帯番組の司会を30年以上続けて、それだけでなくたくさんの番組を持ち名司会者と呼ばれること」を
目標にやってきたのではないはずです。
その時に自分がおもしろいと思ったこと、できること、望まれることを一生懸命やっていたらこうなった、というと言い過ぎかもしれませんけどね。
同じように思い出すのがさくらももこさん。こんなこと、書いてました。
「家の中にいたい」と願うこと
とはいえ、目標もなしに好きなことを一生懸命やっていても、どこに向かうかわかりません。
なんとなくの目標、進みたい方向はぼんやりと持っているに越したことはないでしょう。
出世を目指すとか、独立したいとか、不労所得で食べていきたいとか、外国で住みたいとか、海辺で住みたいとか
いまいちピンとこないなら、もう少し目先の地点を考えてもいいかもしれません。
もうちょっと収入があるといいなとか、残業がない方がいいなとか、プレゼン上手になりたいなとか
こういうことを考える際に、おすすめの目安があります。
・ちょっと頑張ったらできそうだな、という目標にすること
・シンプルに考えること(複雑な過程は不要)
・できるだけ具体的であること(矛盾しているようですけど、動き出すためには必要な要素)
・リアルに思えるもの(突拍子もないものはだめ)
・3日後なのか、5年後なのか、10年後なのか、死ぬまでになのか、程度のスケジュール感
こういうことを頭に置きつつ、「では、最初は何から手をつけましょうか」
(これをカチッと決めているのがマンダラートですね)
「目標達成シート」の効果的な使い方
簡単に、絶対にできることから始めてみて、物事と人生を動かしていきましょう。
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