コーチと依存症について

昨日寝る前、ということは日本の皆さまには早朝でしょうか。

ショッキングなニュースが届きました。

大谷選手のダメージももちろん、コーチの私はご本人のつらさをおもいます。

 

一方的な悪者とは思えないのです。

なんとか、できなかったのかなあ

なぜ、そうなったのかなあ

コーチがいたら、できたことがあったのかもしれないな

なんて思うのです。

 

詳細は分かりませんので述べるものではありませんが

コーチと依存症について、書いておきます。

 

コーチは医療者ではありませんので、何かしらの病名がついた時、お医者さまが診断されたものについて

コーチングすることはできません。なので「依存症」と診断されたらお手伝いはできません。

また診断前であっても、明らかな犯罪や、本人や周囲に法的な被害が起こるほどの場合は

コーチングすることはできません。おそらく、病的なものであろうからです。

その場合はお医者さまにかかることを勧めます。

 

しかし、依存、強い執着についてはコーチングでできることもあります。

依存や強い執着を持たずに済むように、整えることはコーチングが得意なことで

例えば「飲んだ後のラーメンたまらん」とか「別れた彼を忘れられない」とか

そういう自分では仕方のない状態をゆるやかに調整することは得意だったりします。

 

こんな事例が考えられます。

 

最近お金遣いが荒くなりました、というクライアントがいた場合

それはいつから? 前と比べてどれくらい? どのように使うの? そのころに何かあった?

といった質問から、原因を一緒に見つけます。

 

忙しくなったからだ、と分かったとしましょう。

一時的なものならば様子を見る?

解決方法はあるかしら

そもそも、どうして忙しいとお金遣いが荒くなるの?

お金をつかうことで、何を満たしていると思う?

忙しいとどんな気持ちになっているの?

お金を使う瞬間のことを教えて?

 

これらの答えから、

やれることはたくさんあります。

 

本当に寄り添ったコーチングは、

お金遣いが荒くなった、ではお金を使わないようにどうすればいいですか?

ゴールを決めて、タスクを決めて、実行しましょうというものではなく

原因を見つけ、その原因のもとになっているものに対応するのが本当のコーチングです。

 

依存してしまうそもそもの原因は

孤独感なのか、万能感なのか、悲しみなのか、虚しさなのか、無力感なのか、高揚感なのか、

原因はご本人にもわからないかもしれません。

原因を探すのは、心の中の触りたくない部分を開けることになるかもしれません。

その不安に寄り添って、確実に対応できるのが、本当のコーチです。

私は常に、そうありたい。

 

 

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