お金のことはわからない?
このブログには「お金のはなし」というカテゴリーがありまして
久しぶりに書いてみようかなあと思います。
チュートリアルの徳井さん(会社)が申告漏れをしていた、というニュースが世間を騒がせています。
個人的には、今年はじめて自分で確定申告したので
やらずに数年過ごせるんだ!と驚きつつ、あせって領収書をまとめ直してみたりしましたが、まあそれはどうでもよくて。
何人かの芸能人の方がコメントをされている、という日刊スポーツの記事を読みました。
その中で、気になったのがフットボールアワー後藤さまのコメント。
(わたしは昔テレビに出た時に、後藤さまの対応力に非常に感銘を受けたので、以来「後藤さま」と呼んで崇めております)
僕らは、お金のことは疎いから税理士さんにいてもらう。
(徳井さんは)お金のことはわからない、ということがわかっていない。
さすが後藤さま、コーチング的にも示唆に富んだコメントだなあと思いました。
以前の記事で、お金にはとかくいろいろな思い込みがつきまとっている、と書きました。
その思い込みにどう対応するか、その前に
まず思い込みを知る、ということが必要なんだということです。
本当のところは知る由もありませんが
徳井さんが「お金のことはわからない」ということに気づいていなかった、というのは
今回の件の根本なのだろうなあと思います。
お金にまつわる思い込みは、
稼ぐ前の段階ではものすごくプライベートなものかもしれませんが
大きなお金を扱うようになったら、自分ひとりで完結できる思い込みではありません。
ましてや、会社は公器です。
気づいていなかったことが、罪になり、世間に自分に大きな影響を及ぼします。
「お金に疎い」と気づいたら、「わからないわからない」が恐怖に育ってしまうかもしれませんので、なんらかの対応をしましょう。
まずね、「わからない」の思い込みは取ってしまってもいいと思います。
その上で、
プロに任せる、の他に
自分で勉強する、というのも方法のひとつでしょう。
でも、自分の本当の役割を果たすことと、お金に詳しくなることと
どちらを優先しますか?というのは
それぞれの価値基準によって変わってきます。
芸能人の方でもお金の付き合い方は人それぞれでしょ?
お金が上位なのか、芸(笑い)が上位なのか
両立したいのか
芸にお金がついてくるのが理想か
お金のために芸を磨くのか
なんのためにお金が必要なのか
こういうことをはっきり認識できるように、
コーチというプロを味方にしてもいいかもしれませんね。
お金のプロとして資格を持った方はたくさんおられますが
お付き合いする方を間違えると、本当に犯罪に巻き込まれますので
人選びは慎重になさってくださいね!
資格があるだけに、悪い人は本当に悪質です。
前職の経験、お話しできますのでー。