受験生の親御さま

昨日の記事の裏テーマは「切り分ける」ということでした。

必要のない感情を切り離す、ということができれば

不快な感覚は少なくなりますよ。

 

今日は別の「切り分ける」を。

受験シーズンですよねえ。

わたしの同世代の友人は、けっこうみなさん受験生の父、母でいらっしゃいます。

どうですか?ほがらかに過ごしておられますか?

今日は中学受験生をお持ちの方を頭に置いて書いてみようと思います。

 

経験が浅いコーチが嫌がる課題に「受験(学校も就職も)、恋愛、結婚」があります。

なぜなら、どうしても結果が他人事に左右されるものだから。

受験だと他人の点数はどうしようもありません。結果、定員枠に入れないこともあります。

恋愛、結婚もそうですね。お相手の決断をどうこうすることはできません。

でも、では望ましい結果を得るために、あなたは何ができますか?というアプローチを

角度を変えて、高度も変えてやっていくのが本職のコーチです。

 

幼稚園や小学校の受験は親も審査されると聞いたことがありますが

中学受験生の親御さんは、ものすごく他人事のアプローチしかできないですよね。

なのに、放っておくこともできないなあと思ったり。

もちろん、お子さんが勉強できる環境を整える(塾選びや生活パターン、食事、おうちの雰囲気作り、などなど)ことや

そのためにしっかりと働くこと(お金)や、学校選びの情報収集など

十分十二分になさっていることと思います。

もしかしたら、手を替え品を替え「勉強しなさい!」のバリエーションを繰り広げた方もおられますか?

それが全く効かなかったなあ、と思っておられる方もいらっしゃるでしょうね(よくがんばられましたね)。

 

すでに、気付かれていると思います。

結局、勉強して、実力をつけて、その実力を試験で発揮するのはお子さま自身であること。

いくら親御さんが万全を尽くしても、勉強するかしないか、試験の結果は、お子さまの問題なんですよね。

親御さんがそこに関わることは、きつい言い方をするとしたら

越権行為に近いのかもしれません。

お子さんの行動も結果も、親御さんのせいではありませんよ。

 

という説をとっているのは、心理学者のアドラーです。

自分の子どもも含めた「他者」と自分を切り分けること

切り分けた上で「共同体意識」を持つこと。(温かい心で支援する、と言い換えてもいいでしょう)

 

きっと、受験生の親御さんは「共同体意識」を存分に発揮されました。

あとは共同体の仲間を信じて、良い日をお迎えになることを祈ります。

 

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縁起がいい気がする京都御所の松です。

 

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