コーチは教えないんだってば
もーう!商売のじゃまですよ!笑(冗談ですよ)
某テレビ局のネットニュースに「教え魔かもしれない」という記事が。
(リンクは貼りませんけれど検索したら出てくると思います)
とあるボーリング場のことが取り上げられていまして
ボーリング場には「教え魔」と呼ばれている、
頼んでないのに教えてくる競技歴の長い人、という方がおられるそうです。
(和装の「着物警察」と同じですね)
それが嫌でボウリング場に来なくなる人もいるそうです。
なので、教え魔に注意すべくポスターを貼ったら効果がありました、と。
それはなによりではあるのですが、そのポスターに書かれている文章が
コーチにとっては営業妨害ですわよ!という内容で。
『お客様がお客様にボウリングのコーチングをする「教え魔」がいる事です』
『お客様同士のコーチは是非ご遠慮ください』
ええとまず。
教える は ティーチ、ですよね。コーチ、じゃない。
コーチングは、教えません。
コーチングを始める人で、勘違いされている方はほとんどおられないんですけれど
コーチングとは何かいい方法を教えてもらえるものだ、と勘違いして
「ずるい」「甘えだ」「そんな事だから(お前は)ダメなんだ」と、
コーチングを受けようかなーと思っている人を攻撃する人、多いです。
なので、コーチングは教えませんよー!と声を大にして言わせてください。
コーチングを受けてくださっている方のためにも、
ちゃんと伝えていかないといけないなあと思った次第です。
このニュース記事の後半に「プロコーチ」という方のお話が出てきますが
この方も、競技の指導者でおられるようなので、いわゆるわたしのようなコーチではないと思います。
でも、コーチングの考え方を身につけられた指導者でいらっしゃると思います。
指導者としての経験からの注意点や、
『選択肢がふたつあった場合、「AとB、どちらをやりたい?」と尋ねる」とおっしゃっているところは
いわゆる、コーチングのコーチっぽいなあと思いました。
以前書いたこのコラムの、特に後半は関連しているかも。
よくある質問(コーチングとカウンセリング)
(写真が、すみませんほんと)