コーチに関西人が多い理由

お目にかかったことのある方はご存知、こちらを読んでくださっている方も恐らくご存知の通り

私は関西弁を話します。関西人の細かいことを言いますと、奈良京都系の関西弁です。大阪弁ではありません。

でも、戦前の大阪の、船場の言葉や風俗を書いたエッセイや小説が大好きです。

(小林カツ代さんや、後述の田辺聖子さんや、谷崎潤一郎もね)(フランスのBelle Époqueも興味があります)

今日たまたま、コーチングで「関西人はアホと言われてもなんともないが、バカと言われると腹が立つプログラムを持っている」という話をしたのですが(なんの話や)

田辺聖子さんと「言葉」についてのインタビュー記事を見つけましたのでご紹介。ぜひ読んでみてください。

 

没後4年、芥川賞作家「田辺聖子」今も心打つ生き方大阪を愛し、大阪弁を愛した「おせいさん」 (東洋経済オンライン)

 

PC版だと2ページ目以降になりますが

「大阪人って不思議なところがありまして、自分のことを言うのに人のことを頼んでるみたいに言うんです。」

「『相手が返事に困るようなこと言うたらアカン』という商売人のそういうのを仕込まれます。向こうが面白がって返事するような会話をしないといけない」

とあります。

 

この文から思うことを書くと、

関西人は、結構なんでも他人事として捉えがちだったりもします。これは、トラブルにあってもメンタルのダメージは少ないといういい面もありますが、一生懸命な人を茶化すような文化も、実はあったりします(それが嫌な子供は東京へ行きます)(私はこの面では特に、関東に来て良かったと思っています)。

私の本にも書いたように、物事を変化させる成長させるためには、とりあえず「自分事」に置かないといけません。それを子供の頃から茶化されている関西の子供は、もしかするとチャレンジ精神が少なくなるのかもしれないな、と自分を見ていて思います。

また、会話のキャッチボールを何より大切にしますので、相手が返しやすいようなボールを投げる(オチが欲しいのもこの延長です)、これは気遣いができる、場の空気を読めるようになるという面もありますが、話が冗長になるとか、テクニックに差がありすぎるといつの間にか丸め込まれる恐れがあるとか、関西以外の人からみると「何をふざけているんだ」と思われるとか、でも言いたいのに言えなかったとか、そういう弊害もあります。

 

もちろんド根性関西人もいます。逆境に耐えて頑張る関西人もいますが、往々にして、そんなに頑張らなくても幸せになれる気がする、みんなで仲良くそこそこでいいやんか、と思っている人が多いのではないかなと、私が育った環境の関西人を見ているとそんな気がします。(特に、「大大阪時代」とよばれる豊かな時代がありましたからね)

 

実際、コーチって関西人が多いです。そこそこでええやんか、に馴染めなかった人、茶化されることに納得できなかった人がコーチの道を進んでいるようにも思います。

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