状況を知り、検証し、仮定し、試行し、見直し、定着させる(やまゆり園の報道より)
普段、自分は神奈川県民だと自覚することってまずないのですけれど
今日は神奈川県相模原市のやまゆり園の事件から7年だそうです。
地図上で「あの辺か」とわかる、知人が近くに住んでいるなと思い出せる場所ということで
心が強く動いたことを思い出します。
その後を追いかけているジャーナリストの方の記事を見つけました。
過酷な現場で働く支援者たちを支えるしくみづくりを 津久井やまゆり園事件を取材したジャーナリストの提言
報道とは速報性以外にも、長期的には「今後の社会にどう役立たせるか」を提案する役割を担っていると思います。
その検証ができていない、という記事です。
本筋とは少し離れるかと思いますが、私の印象に残ったのは
園関係者の取材拒否によって、どのような過程で犯行に及ぶ状態になったのか、再発防止の提言が
できない状態が問題である、とのこと。
これは、すべての教育現場、医療現場、それに留まらずすべての会社で考えていかないといけないと思います。
実際に、新入社員さん向けの何かをご依頼いただく場合、
「風通しの悪さ」という言葉で、職場環境の問題を教えていただくことが多いです。
状況を知り、検証し、仮定し、試行し、見直し、定着させる
この過程はどれも省略できません。
自分の常識は他人の常識とは違う、自分の幸せを考える(ことが他人の幸せにつながる)
このようなマインドセットで、幸せな職場を作っていきたい。
自分のできる範囲ではありますが、これからも支えていきたいと考えています。
同じ今日、高校野球の神奈川県大会決勝戦が行われました。
インタビューに答えた慶應義塾高校の生徒さん、インタビューで「どんなチームですか」と聞かれ
少し考えて、こう答えられました。
「ひとりひとりが強い個性をもっていて、野球を楽しんでいる」
私がコーチングで実現すべく取り組んでいるチーム像、ここにありました。
すばらしいチームだと思います。甲子園でも活躍なさいますように。

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