「アレ」

阪神タイガースのマジックがなんとかで「アレ」が近づいてきている?

ということをネット上でみんなが楽しんで発信していて、いいなあと思っています。

(関西人なので阪神が嫌いなわけないんですけど、そんなに熱はありません)

仲間の中で通じる言葉で一体感を持つ、それをファンまで広げて力をもらう、という意図ならば

これはとても脳の仕組みを理解した戦略だと思っています。

 

が、始まりはそうでもなさそうという記事を見ました。(プレジデントオンラインより)

決して冗談でやっているわけではない…阪神・岡田監督が徹底して「優勝」をNGワードにする超戦略的な理由

 

岡田監督は関西人なので、

「ほら、あれあれ、あれやんか!あれをこれしてしもといて!」みたいな会話が成り立つ方だろうから

「アレ」も、そんな感じかな?と思っていたのですが

記事のエピソードから

「優勝」という言葉は「自分」や「チーム」もしかしたら「野球」に向いていない(浮き足立っている=心のスキ)、という考えは

なるほど勝負師の考え方だなと新鮮でした。

 

これ、人によって違うのですが、
一般的には「目標を端的に言葉にする」ということはいいことだとされています。
大谷翔平選手で有名な「マンダラート」などはその典型例ですね。

目標のための手段を理論的に考えられて、
それを着実に行動できる人にとっては、有効です。

ただ、多くの日本人にとって、実はこれは苦手なことで、

目標を立てた途端に急にやる気がなくなる、
不自由な気持ちがする、型にはめられている気がする、と思う人が多いはずです。

それでもいいんです。私たちはそういう特徴を持っているというだけのこと。

日本人に合った成功パターンは

「自分の仕事をする」
「できることをやる」
「自分の役割を全うする」
「存分に自分の力を発揮する」

そして、それらを「一生懸命やっていたら、いい結果となった」というもの。

目標を立てたことによって立ちすくんでしまう、という人が多い日本人にとって大切なのは
「一生懸命に続けられること」
キャリア選択においても、
「好きなこと」「楽しいこと」「得意なこと」「経済的に成り立つこと」を
軸にバランスを考えていくことは、とても大切です。

話は戻って、
きっと記事中の岡田監督は

「優勝」という言葉だけが一人歩きして、「手段」「行動」がともなっていないように見えたのかもしれません。

または、もしかしたら

「優勝」という言葉の大きさに、1番動揺したのがご本人だったのかもしれません。

それほど重いものと感じるのが、監督という責任なのでしょう。

 

じゃあ「アレ」はどうなんだ、みんなが「優勝」ってわかって使っているのに意味ないじゃないか、と思われますね。

ま、確かにそうです。

効果としては冒頭に書いたような

「仲間の中で通じる言葉で一体感を持つ、それをファンまで広げて力をもらう」というところでしょうか。
(同郷のロッチ中岡先輩の「パインアメのアレ」なんて最高ですよね)

 

 

ユーモアを持って使えるところも、気分が盛り上がってとてもいいです。
アレやがなーってね。


岡田監督は私の子供の頃のヒーローなので、応援していますよ!

 

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