仲の良さでパフォーマンスを上げる3箇条
M-1の準決勝進出コンビも発表され、
配信いつ見ようかしら、なんてスケジュールも立てる季節に(私は)なってきました。
M-1はストーリーを見せる仕立てになっているので
関連本などもたくさん出ていますよね。
今年は、ちょっとお繋がりがある谷良一さんの『M-1はじめました。」が、やはりおもしろかったです。
この中に、何度か
「僕は、仲の良い漫才師がやっぱり面白いと思う」
と書かれています。
ちょっと考えてみました。
最近の芸人さんのお話によく出てきますが
一時期、「コンビは仲が悪い方がかっこいい」という時代があり
今の中堅の方々なんかは、あえて仲が悪く振る舞っていた人も多いそうです。
行動は結果になりますから、その状態では実際にコンビ仲は良くなりようがないかもしれませんね。
何かのきっかけで改めてみると、売れるようになったというお話をよく聞きます。
今は、客側からも、仲良しのコンビがやっぱり面白いという評価になりつつあります。
さらに、最近の阪神タイガース(というか岡田監督)の記事を読むと
「仲良くする」「顔を合わせる」ということを大切にされているように思います。
結果はご存知の通り。
もしかすると、コミュニケーションは最低限でいい、という今の流れを変えるかもしれませんね。
よくここでも書きますが、ゼロか100かではなくええ塩梅で
必要な「仲の良さ」はそれぞれの関係で異なりますから、
押し付けではなく、コミュニケーションでお互いに最適な関係を築いていくのがいいのではないかな、と思います。
全員強制参加の飲み会を増やすことではなく
場は作る、個々の判断や行動を尊重する、各人がコミュニケーションの大切さを知っておく
この3箇条が全てかなと思います。
この岡田監督のインタビューが理想を表しているように思いました。ぜひ読んでみて!
(いつも思うんですけど、岡田監督のインタビューそのままの書き起こしは、関西人じゃない人は理解できるんやろか)
あ、仲がいいとパフォーマンスがいい、を
脳みそ的に解説すると
・やっている本人が気持ちいい
言葉のニュアンスや態度が、そりゃあギスギスしているよりも気持ちいいでしょう?
気分がいいと、もっとやろうと思いますよね。やると、上手くなりますよね。
・お客さんも気持ちいい
脳は主語を省いて処理しますから、きつい言葉や態度が自分に向けられているように取ってしまいます。
逆に、いい雰囲気は気分がいい。
今は「刺々しさ」よりも「心地よさ」「愛」が人の心を掴む時代でしょう。
人間は全てを言語化できているわけではありません。
無意識に受け取っている情報も処理できているのです。
たとえば
ディスるような漫才、最近の賞レースでいい成績をあげた2組を思い浮かべると
言葉は同じディスりでも、お客側が受ける感覚が違います。
片方には「仲の良さ」があり、片方には「一方的な仲の良さ」があるように思える。
それがいわゆる「売れ方」にも影響しているのではないかなあと思います。知らんけど。
思考、行動、結果、関係
↑合わせてこちらも読んでみてください
https://note.com/coachmiki/n/n4c7ad11a5b81
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